吉本新喜劇の小薮千豊さんのお話です。
お笑いだけではなく、歌を作って、唄っているんですよ。
知っていましたか?
小薮さんのお母さんが大好きだった、小薮さんのネタは
『モロゾフのプリンのカップって、丈夫に出来てるから、
捨てるのは勿体ないって、絶対洗って使ってしまうんですよ。
もういっぱいあるっていうのに、この間またモロゾフのプリンをもらったからって、
また洗って使ってるんですわ~。』
というネタだったそうです。
そんなお母さんが、小薮さんが吉本新喜劇の座長になる一年前に、
病気になり、入院。
病院のベッドで意識が朦朧としていたお母さんが、
急にパッと意識を取り戻し、小薮さんの顔を見て一言
『おかあちゃん、モロゾフのプリン食べたいわ~。』
とおっしゃったそうです。
『デパートはもうすぐ閉店。
今、買いに行ったら、戻って来るまでにおかあちゃん、死んでしまうかもしれへん。
けど、俺、今まで何もしてあげられへんかったから、買うて来よう!』
と小薮さんはバイクを飛ばして、買いに行ったそうです。
無事、買って戻ってきた小薮さん。
お母さんの口元にモロゾフのプリンを持って行ってあげましたが、
『おかあちゃん、もうしんどくて、食べられんわ~。』
と食べる事はできなかったそうです。
親が亡くなってしまうことなんて、考えた事もなく、
何の親孝行もしてこなかった自分を大変悔やまれたそうです。
そして、その気持ちを数年後歌にしたそうです。
小藪千豊『プリン』http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=_VjvHKOCDOw
上の青い英語の部分をクリックすると聞けると思います。
是非クリックして聞いてみてください。
かなり感動ではないですか??
なんだか、この話の内容は、
全ての事につながるような気がします。
命の話だけではなく、
”あの時やっておけばよかった~!”
って思うことって、たくさんありますよね。
kuma
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